最近はご当地ヒーロー「清流光神ハクジャオー」も登場。市民グループが考案し、地元ケーブルテレビがドラマ化した。悪役のアルゼンチンアリの女王たちとシ闘を繰り広げ、一躍人気者に。「岩国の夢と希望はおれが守る」というせりふが、シロヘビに寄せる市民の愛着と重なり合う
残念なこともあった。今月初め、有名ヘビの「モーちゃん」が亡くなった。享年28歳で、人間に換算すると120歳にもなる。気温も湿度も快適に保たれた観覧所で長年暮らした。そんなストレスとは無縁の環境が長寿をもたらしたようだ
飼育中のシロヘビはみな体内にICチップが埋め込まれている。居場所が分かり、体調の管理にも役に立つ。地元の保存会はシロヘビ教室を開き、子どもたちに天然記念物の価値を伝えている。物心両面で至れり尽くせりの保護ぶりは驚くほかない
モーちゃんは晩年、神々しいほど黄金色に見えた。はく製になっても、ハクジャオーとともに街の守り神になってくれるだろう。
天風録 中国新聞 2010年8月14日
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