2010年08月15日

「ゆとり世代 就職活動 ゆとりない」行き詰まり感のぬぐえないこの国・・・ 天風録 八葉蓮華

 来春、卒業するのに、まだ内定がもらえない。うだるような暑さの中、会社説明会に出かけていく。背中につーっと汗が流れる。「皆さん、上着を脱いで楽にしてください」。企業の担当者に勧められても、誰も脱ぐ人はいないのだと、就活中の学生が教えてくれた

 週5日制や学ぶ楽しさを引き出す総合学習。そんなゆとり教育を受けてきた世代が社会人になり始めた。自由でマイペースといったイメージがあるが、厳しい就職戦線の中では縮こまってしまうのだろう

 「ゆとり世代 就職活動 ゆとりない」。東京のコンサルタント会社が募った就活川柳である。企業は採用を絞り、景気対策も進まない。ゆとりがないのは受け入れる社会の側ではないか。ハローワーク広島の学生職業センターには、盆を前にしても相談に訪れる姿が後を絶たない

 ある女子学生の足は、靴ずれでばんそうこうだらけだ。内定をもらった友人がブログに「遊ぶぞー」と書き込んでいた。焦りでくじけそうな心を、なじみになった相談員が受け止めてくれる。羽休めをする止まり木のような場所になっているのか

 行き詰まり感のぬぐえないこの国。ゆとり世代が持ち味を生かせる世の中になれば、何かが変わるかもしれない。試練を乗り越え、羽ばたいてほしい。

 天風録 中国新聞 2010年8月11日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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