2010年07月01日

W杯南アフリカ大会でサムライたち「ルステンブルクの歓喜」ハエがたかるように・・・ 天風録 八葉蓮華

 成績不振で「絶望的」と言われたW杯出場。監督も解任されたが、そこから韓国とイランを破り、初出場の切符をもぎとった。昇格した岡田武史監督が初々しかった13年前だ。イランと対戦したマレーシアの開催地にちなみ「ジョホールバルの歓喜」という

 W杯南アフリカ大会でサムライたちがデンマークを倒し、決勝トーナメントに駒を進めた。サプライズ度がさらに進化した「ルステンブルクの歓喜」である。1次リーグ突破はとてもとても…。つい先日まで悲観論が日本中を覆っていたのだから

 事前のゲームではいいところなし。韓国に完敗した1カ月前、岡田監督の口から進退伺まで飛び出した。ひょっとしてあれは芝居だったのか。そう疑いたくもなる変身ぶりである

 ひょうひょうとした司令官には印象的な言葉がある。「ハエがたかるように何度もチャレンジする」。うるさく飛び回ってボールに食らいつく。追い払われても、すぐに別の仲間が群れをなして寄ってくる。そんな青いユニホームの動きが運も引き寄せたのだろう

 列島は沸き返るが、サムライたちは意外なほど冷静だ。「なぜか喜べない。目標ははるか先」。本田圭佑選手の言やよし。心から歓喜できる瞬間を呼び込んでほしい。もちろん寄ってたかって、である。

 天風録 中国新聞 2010年6月26日
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ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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