2009年10月15日

構想日本「右肩下がりの時代」無駄遣いの洗い出しの最大の武器が、事業仕分け・・・ 天風録 八葉蓮華

「仕分け人」という造語を初めて聞いた。仕分けるのは郵便物ではなく自治体や国の事業だ。公開の場で論じ合い、「不要」「民間などへ」「見直して実施」「実施」のいずれかに決める。しがらみ抜きで事業の当否を判定する面々。なにやら「必殺仕事人」の趣も漂う

 神奈川県厚木市職員の荒井英明さん(51)は草分けの一人である。「右肩下がりの時代なのに、前例の踏襲や補助金目当ての事業が止まらないのはなぜか」。7年前、仲間やシンクタンク「構想日本」と始めたのが事業仕分けだ。全国36自治体にまで広がったのには訳がある

 仕分け人はボランティア。多くは事情に精通した他自治体の職員というのがミソだ。仕分けられる側の職員の緊張ぶりが目に浮かぶが、磨き合いは意識改革につながる。市民代表の判定員が加わるケースも増えた。こちらは「お任せ民主主義」を打ち破るきっかけになるかもしれない

 仕分け人はいよいよ国政の本丸へ。「構想日本」の加藤秀樹代表が、行政刷新会議の事務局長に就く。無駄遣いの洗い出しの最大の武器が、事業仕分けである

 地方を熟知する仕分け人として、前鳥取県知事の片山善博氏も助太刀する。ドラマほど簡単ではなかろうが、無駄を仕置きする必殺技を見せてくれるか。

 天風録 中国新聞 2009年10月8日
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ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:30| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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