出版記念の記者会見で「農家になりたい」。そう明かしたと韓国紙が報じた。夜明けとともに働きだし、暮れたら今日はおしまい。時計とのにらめっこをしばし忘れられた農業体験に心を奪われたようだ
おおらかな野良仕事に癒やされる。本紙島根版の連載「農の力」も、そんな若者の姿を伝える。給料据え置きで営業ノルマに追われ続けた脱サラ青年。「今は頑張った分、野菜がうまくなってくれる」と味の見返りに満足げだ
作物そのものに育つ力は秘められている。それを引き出してやるのが人間の出番、農の妙味なのかもしれない。「米をつくる、ではなく、田をつくる。それが本当の言い方だ」。ベテラン農家の言葉にうなずいた覚えがある
「大地を踏み、土を触りたい」とヨン様。よほど気分が晴れたのだろう。歌は苦手と言いながら「農家になったときには歌おう」と約束してしまった。「それはいつ」と期待するファンの声がまたストレスにならねばいいが。
天風録 中国新聞 2009年9月25日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
ラベル:天風録