2009年05月18日

ライバルの孫同士が、時を経て対決する・・・ 天風録 八葉蓮華

 世の中には、どうも巡り合わせというものがあるようだ。きのうの民主党代表選。党の再生をかけ鳩山由紀夫氏が新代表に決まったが、この日のトップニュースは新型インフルエンザの国内発生に奪われた

 三年前にも似たようなことがあった。代表に小沢一郎氏を選んだのだが、翌朝の新聞の一面トップは米軍普天間飛行場の移設問題だった。度重なるタイミングの悪さも、政権交代で世直しを目指す党なら、乗り越えるべき試練なのだろうか

 今回は二人の候補とも、一度は代表になった経験者。リベンジを狙う者同士という巡り合わせだった。「ソフトクリームのよう」と頼りなさを評された鳩山氏も、郵政選挙で自民党に手痛い敗北を喫した岡田克也氏も、自身が大きく進化したと強調。だからこそ、党も変えられると訴えた

 軍配は、「友愛」を掲げる鳩山氏に上がった。祖父で、かつて首相を務めた一郎氏が好んで使った言葉という。ちなみに、次の総選挙でぶつかるだろう麻生太郎首相の祖父は吉田茂元首相。自民党が誕生したころのライバルの孫同士が、時を経て対決することにもなりそうだ

 そんな巡り合わせを制するのは、どちらになるのだろうか。決め手になるのは、将来を見通した政策の国民へのアピール度である。

 天風録 中国新聞 2009年5月17日
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ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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