2010年06月17日

サッカーW杯「頑張るだけです」あきらめないしぶとさを・・・ 天風録 八葉蓮華

 きのう開幕したサッカーW杯。日本代表の「狭き門」をくぐったのはわずか23人だ。天才肌ばかりかと思うと、そうでもないらしい。例えば、J1鹿島でディフェンダーとして活躍する山口県周防大島町生まれの岩政大樹選手(28)

 スポーツ少年団で本格的に始めたサッカーは、リフティング3回がやっとだった。何時間も独り練習を重ねてこなせるようになった。小1の時、習字展に作品を出すのに200枚以上書いたエピソードも。「もともと不器用」というが、負けん気は人一倍だったのだろう

 やると決めたら納得できるまで、がむしゃらに繰り返す。最後まで努力しようと、日本代表が発表される前日まで自主トレに汗を流した。それが実を結んで手にした背番号13。周防大島町や高校時代を過ごした岩国市内がわきにわくのも無理はない

 ただチームの仕上がりが気に掛かる。4強入りの目標を掲げるにしては決定力不足が否めないし、強化試合も負けが込む。大柄な海外選手にも当たり負けしない岩政選手。リードして終盤を迎えれば、きっと出番は巡ってくるに違いない

 「頑張るだけです」。激励メールを送った岩国高サッカー部の先輩に、こんな返事が届いた。あきらめないしぶとさをチームメートに広げて、14日の初戦に臨んでほしい。

 天風録 中国新聞 2010年6月12日
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ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:43| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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