香港を根城にした貴金属などを専門に盗むグループ。荒っぽい手口が特徴で、防備に慣れていない日本を「稼ぎ場」にしていたようだ。盗品の中国本土などへの闇売りさばきルートも持っているとみられる
もう一つは山口県で起きた橋名板の盗難である。国道や県道の欄干などに取り付けられている青銅製の名板が、200枚も消えていた。ドライバー1本で簡単に取り外したようだ。こちらも中国と関連しているとみられる
5月の上海万博を前に青銅の価格が上がっている。それを当て込んだブローカーが買い取っているのでは、との見立てだ。そういえば一昨年の北京五輪の前にも金属の値段が急騰した。水道の蛇口やマンホールのふた、半鐘まで盗まれ、中国ルートがささやかれた
各国の不況を尻目に成長を続ける中国。食料や石油、ぜいたく品に至るまで世界中から買いあさり、のみこんでいる。まさに「爆食経済」。お得意先としては頼もしいが、競争相手としては怖い。隣の健啖家(けんたんか)の胃袋が気になる。
天風録 中国新聞 2010年1月12日
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