2009年09月11日

DNAを調べてみたら「マルミミゾウ」子どもたちの人気者・・・ 天風録 八葉蓮華

 ディズニーのアニメ「ダンボ」は、サーカスで生まれた子ゾウの話だ。耳が大きいことで仲間からいじめられるが、ある時、その大きな耳を翼代わりにして空を飛ぶ。一躍、人気者になった

 ゾウにしては小さな体に、大きくて丸い耳。モデルは「マルミミゾウ」ではないかと思わせる。すんでいるのはアフリカ西部の密林。茂みの中を移動するせいで、大草原で暮らすサバンナゾウのように大型化しなかった

 日本の動物園でアフリカのゾウといえば、ほとんどがサバンナゾウだ。広島市安佐動物公園にいる2頭のうちの1頭「メイ」も当然そうだと思われていた。ところがアフリカから8年前にやってきて、いつまでたっても大きくならない。念のためにDNAを調べてみたら…

 結果はマルミミゾウ。園も、耳を疑ったことだろう。幼い子でもすぐ覚えるゾウは動物園のスター。いまさら「間違っていました」というのも格好は悪いが、別の種類だと分かった以上は、看板も掛け直さなくてはなるまい

 ゾウは繊細な感覚を持ち、知能も高いとされる。メイも、サッカーのボールを器用にけったり、飼育員を鼻で持ち上げたり。飛ぶことまではできないけれどなかなかの「芸達者」だ。こちらのダンボも、子どもたちの人気者である。

 天風録 中国新聞 2009年9月8日
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ラベル:天風録
posted by 蓮華 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 天風録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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