フルコーラスを歌い切った新曲のタイトルは、ずばり「安芸の宮島」。断ちがたい未練を胸に、ひとり旅に出た女ごころを宮島の風景に重ねる。四月の発売開始から三週にわたって、オリコンの総合チャートでベスト10入りしたほどの人気らしい
二〇〇三年に「鳥取砂丘」でブレーク。以来、釧路湿原や熊野古道、輪島朝市といった観光名所を舞台にした曲を、立て続けにヒットさせた。なるほど、「ご当地ソングの女王」「歌う観光大使」と呼ばれるだけのことはある。大みそかの紅白にも六年連続で出場している
ご当地ソングといえば、広島は「不毛の地」といわれてきた。京都や長崎と違って、すぐ思い浮かぶようなヒット曲はない。そうはいっても、広島にちなんだ歌は昭和以降だけで四百曲を下らないそうだ
宮島をはじめ鞆の浦や中国山地、太田川…。恵まれた自然に、全国有数の盛り場・流川もある。「今年は『安芸の宮島』で紅白を狙いたい」と力強く宣言した水森さん。頼りにしてますよ。
天風録 中国新聞 2009年5月4日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
ラベル:天風録